【旅する1日 vol.8】アメリカ貧乏旅備忘録 $400盗まれて落ち込んだ話
ーーーーこの記事はこーたまんが2016年にアメリカ横断した話ですーーーーーー
みなさんこんばんわ。
こーたまんです!!
8月23日(火)、ロサンゼルスからGREYHOUNDのバスに乗ってラスベガスに到着した日の出来事です。
今、僕は
ラスベガスに到着しました!
しかも、かなり傷心中です!
タイトルにもある通りなのですが、
結論から書きますと
バスの中で財布から$400相当の紙幣が盗まれていました。
約¥44,000相当、、、、いたたたたた、、、
アメリカを横断する身としてあるまじき事件が起きてしまったいきさつを書いていきます。
僕はショルダーバッグの中に財布をいれていて、それを足元においていました。
なんとなんと、疲労のせいか向かう途中めちゃくちゃ寝てたわけです。
(体付近においておけい!!)
そして、ラスベガスに着きそうな時に目が覚めて足元のカバンが僕の座席の真下らへんに移動してるのに気づきました。
バスの揺れや足で蹴ったりして移動したのかなと思いつつ、今日の晩御飯何食べよーなんて考えながら財布を取ろうとバッグをあけたら、
あれ、ないぞ。財布がないぞ。
絶対にこのバッグの中にあるはずの財布が消えていました。
どっかに落としちゃってるんかなあと思い座席の周りや下を見回すも見つからない!
クールに振る舞いつつ内心は
ヤバイよヤバイよって連呼しながら焦ってました。
明らかにバッグの位置が後ろに寄っていたことから後ろの黒人カップルじゃないんかな、と思って
勇気を出して、
こーたまん: 「すみません、僕の財布が見当たらないのですが見てませんか?」
黒人女性: 「財布?私は見てないわよ。」
黒人男性:「ないねえ。」
なるほど、もちろんそうでますよね。。。
彼氏さんもいるので下手に疑ったら殺されそうなので、その場は丁寧に謝りました。
そして、腑に落ちないままバス停に到着しました。
到着したとたん、その黒人カップル親子が我先にと降りだすので
その様子を見た僕は、「おやおやおやおや??」と目で追って見てました。
もし盗んだら財布はどこかに捨てるはずだと、あとをつけるつもりで、
最後に再度席の周りを見てみると、僕の隣に座っていた彼らの子供の座席の下に、なんと、
財布がありました!
もちろん中身の紙幣が抜かれており、国際学生証とプリペイドのクレジットカードが残されていたのが不幸中の幸いです。
そこで僕は怒りがこみ上げて来ました。
基本的に感情が高ぶらない僕はもう久方ぶりの怒りと言う感情です!
バスから降りて、追いかけてこう言ってやりました。
こーたまん: 「すみません、これ見てよ、財布あったよ。でもね、中身がないの!」
黒人女性: 「だから何?私がとったとでも言うの?証拠なんてないでしょ?。。。。。。」
こーたまん: 「だから、場所的におたくのお子さんの座席にあったんだけど。」
他にも何かぶつぶつ言ってましたが、僕には聞き取れませんでした。
そして最後の捨て台詞で、
黒人女性: 「私が黒人だから疑ってるの?(Because I'm black??)」
ちょいちょいちょい、そんな言葉で返す?と思いながら、
これでは埒も明かないし、口喧嘩で勝てそうもなかったので
僕もとっさにダッさい捨て台詞をこう吐きました。
こーたまん: 「おけおけおけ。もうええわ。なら俺のお金で夕食楽しんでな。」
僕にはこれが限界でした。
僕はRacistなんかではないですが、この言葉を聞いた瞬間、何も言い返せませんでした。
言いたい事、伝えたい事を英語で表現出来ない僕です。
そしてもしかしたら犯人は前の白人の親子だったかもしれないわけです。
ここで僕は自分の言動を振り返ってこう気づきました、
これは、俺が悪い!
誰が犯人なのかはどうでもよく、被害にあうような事をする自分が悪いのだと。
アメリカでは、誰も守ってくれやしない、だから自分の身は自分で守る。全てが自己責任なんだ。
こんなイタローの言葉を思い出しました。
その後はメンタルがやられた状態でラスベガスのダウンタウンを通ってホステルに向かいました。
Freemont Experienceの上を見上げれば綺麗な画面があるのにも関わらず、
僕は下を向いて、無心で歩いてました。
楽しい世界のはずか、辛すぎるスタートになってしまいました。。。
そんなこんなで、
カジノも買い物もお預けになりました!
あわわわ。
ではラスベガスのダウンタウンの写真でさようなら!